感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

似ッ非イ教室

似ッ非イ教室
4062635852清水 義範


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ちょこちょこチマチマと読み進めてました。
この作品、エッセイのようでフィクションなんです。

いかにもエッセイ風に仕立てて書かれているのだけど、ちょっとずつどこかで外れていくの。
フィクションと知らずに読んでたら、途中で『あれっ?』となるんじゃないかな。

気軽に読んで、エッセイっぽさにニヤッとするのが楽しい読み方かも。

2005/08/21 Sun | 本 > 日本の小説・エッセイ > さ行 > 清水義範

フィーバーピッチ

帰りの飛行機で鑑賞。
ドリュー・バリモアが可愛かった。

付き合いだした彼はレッド・ソックスの大ファン。
最初は理解を示していた彼女もあまりの熱狂ぶりに驚く。
そして、レッドソックスを他の何よりも優先してしまう姿に困惑してしまい・・・な内容。

野球にはちっとも興味がない私でも楽しめました。
最後の終わり方も好き。

2005/08/19 Fri | 映画 > 洋画 > は行

最後の恋のはじめ方

最後の恋のはじめ方 コレクターズ・エディション
B000ASBG32ウィル・スミス アンディ・テナント エヴァ・メンデス

おすすめ平均
starsもっと評価されてもいい作品
starsラブコメとして上位にランクしていい
stars胸がキュンとなる楽しい映画!
starsとっても楽しい映画でした!!

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これもオーストラリアからの帰国便にて鑑賞。
もうDVDになってるんだなあ。

ウィル・スミスが演じるのは、デートのコンサルタント。
さまざまな人たちの恋愛のお手伝いをしています。

そんな中、彼にも出会いが。
人の恋愛は得意でも、自分のこととなるとなかなか筋書き通りにいかず。

ストーリー自体も面白いんだけど、笑いどころも満載。
「効けよー!!」のセリフでは2人して爆笑しちゃいました。

すごくすごく楽しんで観てたのに、残り15分くらいのところで着陸体勢に入ってしまった。
そして上映は無情に打ち切り。わーんひどい。
だから結末を知らないのです。DVDで観ないと!

2005/08/19 Fri | 映画 > 洋画 > さ行

ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)

ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
4001140349C.S.ルイス 瀬田 貞二 C.S. Lewis

おすすめ平均
stars深読みしないで読むのが一番
stars素敵なアスラン
stars大好きだったナルニア
stars世界最強のファンタジーとは。
starsルーシィに乾杯!

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映画化されると聞いて購入。
しばらくほったらかしだったのですが、ようやく読みました。

この本は、もっと小さい頃に読みたかったかなって思いました。

『たんすの中に入ったら、その向こうはナルニア国だった。』
その辺りはワクワクするのだけど、後半は少し重い展開になり、キリスト教っぽい概念を感じたりする。
何かそこで、ファンタジーから引き戻されるような気分になっちゃったのよね。
そういうのを理解できずに読んだ方が、純粋に楽しめたかも。

指輪物語よりは引き込まれたけど、ハリー・ポッターほどのめり込まなかったという感じでした。
でもまだ第1作目。
2作目以降を読むと、ナルニア国への理解が深まってまた違った気持ちになるのかもしれないな。
それを楽しみにしたいと思います。

2005/08/10 Wed | 本 > 海外の小説 > C.S.ルイス

皇帝ペンギン

始まる5分くらい前になって、もうその時は席に座ってたんだけど、急に『吹き替え版って書いてあったっけ!?』と心配になる。
ダーリンと2人、慌てて半券を確認。
ちゃんと吹き替えの方だったからホッとしたけど、買う時まったく考えてなかったのよ。
あぶない危ない。
ダーリンが「コウテイペンギン is・・・とか始まるとこだったね」と言ったのがおかしくってしばらく笑っちゃいました。

ペンギンたち、ものすごーく可愛かったよ。
でももっとドキュメンタリーなタッチだったら良かったな。
どうしてこうなのか、的な説明があったらより面白かったに違いありません。
ちなみにダーリンは途中ウトウトしてました。
擬人化した動物の話が嫌いらしく・・・まったく楽しめなかったみたいでした。

2005/07/23 Sat | 映画 > 洋画 > か行

ゲームの名は誘拐

ゲームの名は誘拐
4334738850東野 圭吾

おすすめ平均
starsよくできた誘拐もの
stars身代金受渡し後に山場が

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主人公は「佐久間」。
物語は、ずっとこの人視点で進んでいきます。

佐久間が、仕事上のあることで葛城に恨みを持つところから話はスタート。
彼は葛城の娘「樹理」と半ば偶然に出会い、狂言誘拐を実行することになります。

葛城も佐久間も、共に「ゲームにはいささか自信がある」と豪語する男。
樹理と共犯関係を結んだ佐久間は、ゲームに勝つことができるのか?

狂言誘拐の進め方、現金の受け渡しまでの駆け引き、かなりドキドキしながら読み進めました。
上手くいかないかも、どこかで失敗するかもと思うとやっぱり読んでいても緊張しちゃう。
犯罪者側の視点で描かれている作品って、読んでいる時のドキドキ度、すごいですよね?

で、ある決着を見せたところで少し一息ついたわけなのですが、まだページは3分の1ほども残っているの。
ああまだ終わらないんだなあ、この先はどうなるの〜?と、興味津々。
そこからはまたドキドキの展開でした。

面白かった。
善人がほとんど出て来ないんだけど、不思議と嫌な気持ちにはならず。
素直に展開を楽しめました。

2005/07/21 Thu | 本 > 日本の小説・エッセイ > は行 > 東野圭吾

Mr.インクレディブル

Mr.インクレディブル
B0009DC7YUジョン・ウォーカー,  三浦友和,  渡辺美佐,  ジェイソン・リー

おすすめ平均
starsSuperFamilyの日常が身近に感じます
stars生き生きとしたCG
stars大人が楽しめてしまいます。
starsエンターテイメントの最高峰!
stars悪玉がくりぃむの有田に似すぎ

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最初は『モンスターズ・インクとかのが面白いなあ』って思いながら見てたんだけど、後半はかなり楽しかったです。
ああいうのってやっぱりワクワクするね。
前半ちょっと退屈に感じても、そこでやめずに最後まで観るべき!

あと、吹き替えで観たんだけど、皆すごく上手でした。
本職の声優さんじゃないのにね。
芸能界にいるような人たちって、やっぱりカンがいいのかな。

2005/07/17 Sun | 映画 > アニメ・CG > 海外

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス
B00005NNBVユアン・マクレガー リーアム・ニーソン ナタリー・ポートマン ジェイク・ロイド

おすすめ平均
stars前スターウォーズ三部作の過去
stars真っ二つ
starsSWsa-gaの始まり!
stars伝説のすべてはここから、、、
starsエピソード4〜6の比ではなく、つまらなかった

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あんまり面白く無かった〜。
前のはどれも楽しかったのに、何が違うんだろ。
スピード感?
昨日のアバウト・シュミットに続いてまた眠くなってしまったのよね。
ダーリンはちょっと寝ちゃってたし。
登場人物が一新されてるから戸惑ったっていうのもあるのかも。
とにかく、今までのシリーズの中では最もつまんなかったです。

2005/07/16 Sat | 映画 > 洋画 > さ行

アバウト・シュミット

アバウト・シュミット
B00008WJ2Gジャック・ニコルソン アレクサンダー・ペイン キャシー・ベイツ

おすすめ平均
stars老いるとは
stars名優ニコルソン、66歳の新境地
stars自分を見つめ直すお話
starsジャック・ニコルソンは死んでも死にきれる
stars英語の字幕がないのが不満

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これ、面白くなくてねぇ。
アマゾンのレビューを見ると割とみんな高評価なんだけど、私たちはちっとも入り込めず。
前半にちょっと面白い場面はあったものの、そこだけだったなあ。

テーマがわからないまま観てたから、この後こうなるのかなみたいな想像もことごとく違ってたし(笑)。
途中眠くなっちゃったしなあ。
感情移入できる人には良い作品なのかも。私の好みではなかったです。

2005/07/15 Fri | 映画 > 洋画 > あ行

エンジェル・エンジェル・エンジェル

エンジェル・エンジェル・エンジェル
4101253358梨木 香歩

おすすめ平均
starsなんて優しい筆致で厳しいことを書くのだろう
stars神様の気持ちとは
stars不思議な2つの世界
stars梨木さんは文庫本がよく似合う・・・
stars中編もスペシャルな作家の中編代表作品。

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文庫の厚さは割と薄め、字も大きめなので、読む前は児童書風なのかと思ってました。
でも、梨木香歩ワールドな雰囲気は確かに感じたのだけれど、私が今までに読んだ作品とは少し違ってました。

主人公は、進学校に通うコウコと、ほとんど寝たきりで過ごす「ばあちゃん」。
コウコは「ばあちゃん」のトイレを手助けすることになるのですが、あるきっかけで不思議な現象が起きるようになります。

章ごとに、昔と今とを行き来しながら展開していくストーリー。
ばあちゃんが少女の頃のエピソードと、そこから派生しているであろうセリフ、現代でコウコと交わす言葉でのリンク。
これってきっと必然だったんだ。赦されるってことが必要だったんじゃないかな。
「本当のこと」はお互いにわからないままだったけれど、それで良かったんだろうなと思った。

テーマは思いのほか重いです。
だけど難解ではなく、自然とそこに思いを馳せることができました。
自分が許せない時、自己嫌悪に陥った時、この本を読むと救われる気がするんじゃないかなあって思いました。

2005/07/14 Thu | 本 > 日本の小説・エッセイ > な行 > 梨木香歩