感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

冬になる前の雨

冬になる前の雨
矢崎 存美


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「彼を独占したかったら、砂時計に閉じこめる。」という帯に惹かれて買い。
思ったとおり、ちょっと怖い話を集めた短編集でした。
ホラーというには綺麗なんだけど、ゾクッとしちゃうような怖さが残る。
そして、とにかく設定が変わってる。
よくこんなにイロイロ考え付くなぁって思いながら読んでた。


設定が意外でちょっと怖い・・・私のツボにがっつり(笑) 。
どの話も、最後はどうなるんだろう?って思いながらガンガン読めちゃう。
中にはラストで『ん??』っていう展開の話もあったけど、それだって設定を楽しむだけでも読む価値あったかな、と。

2003/01/01 Wed | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > 矢崎存美