感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

妄想炸裂

妄想炸裂
三浦 しをん

おすすめ平均
祝「電車内で読んではいけない本」ペスト3入り
妄想はふくらむよ、どこまでも。世界の果てまで飛んでいけーっ(ぽよよーん)
本当に炸裂!

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本の裏に「爆笑エッセイ」と書いてあり、あちこちで聞くウワサでも相当に面白いと聞いていました。
Boiled Eggsで見初められてデビューしたとか、そんなような記事もダヴィンチで読んでいたので、かなり期待していたんですが・・・。

1ヶ所プッと吹き出しそうな箇所があったくらいで終わってしまいました。
爆笑はなかったなぁ。
妄想っぷりはたしかに炸裂なのだけど。。。
私が面白いと感じるツボとはちょっと違うのかもしれません。

4分の1ほど読んだ辺りでこれは私には合わないんだと気付き、途中からトイレでちまちまと読む本にしてしまいました。
ゴメンなさい*

2004/07/26 Mon | 本 > 日本の小説・エッセイ > ま行 > 三浦しをん

四日間の奇蹟

四日間の奇蹟
浅倉 卓弥

おすすめ平均
タイトルが間違ってない?
千織に惚れました
泣けなかったけど、いい話です。
泣きました;;;
ドキドキあっという間

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『このミステリーがすごい!』の第1回大賞金賞受賞作です。
”ある人気作家の作品(敢えて書きませんが)と設定が似ているけど良い”という前評判をあちこちで聞いていて、割と前から気になってました。

似た設定だということは気にせず読もうと思っていたのですが、読み始めてみるとやっぱり気になっちゃってました。
いつ出てくるのかというのが常に心にあるような感じで・・・。
真ん中辺りまでその設定が出て来なかったのでちょっと意外でした。

でも、面白かったです。
先に世に出ていた方の作品は、読後にかなり切ない余韻が残ったのですが、こちらは爽やかな感動を置いていってくれたという印象でした。
もちろん途中には、切ない要素も悲しい要素もツライ要素もあるんです。
それが、最後には素敵な状態で終わっている。
私は涙までは流れなかったんですが、読む人によっては泣けちゃうんじゃないかと思います。

確かに設定は似ていて、あの作品を読んだことのある人なら間違いなく連想してしまうだろうなあという感じは受けました。
あまり見かけない設定だから余計に。
でも、盗作だとかパクリだとかの悪印象はない。
それよりも、設定が同じでもまったく違う作品になるものなんだなあと逆に感心してしまいました。

2004/07/14 Wed | 本 > 日本の小説・エッセイ > あ行 > 浅倉卓弥