感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

夢ノキロク

夢ノキロク

網中 いづる 飯野 和好 こいぬま ゆき 荒井 良二 小岐須 雅之
産業編集センター
単行本

15名のクリエーターさんたち(網中いづる・荒井良二・飯野和好・小岐須雅之・小井沼由紀・コロボックル・セキユリヲ・たかぎなおこ・長崎訓子・ヒダキョウコ・平澤まりこ・メグホソキ・柳原良平・やまだないと・寄藤文平)が、自分の見た夢を絵で表現するという本。
それぞれ見開き4ページずつで、大抵の人は2篇の夢を描いている。

絵にかかわるお仕事をされている方ばかりなので、さすがにどれも素敵。
現実の延長のような夢もあれば、いかにも夢だなあという幻想的な夢もあり、見ているだけでワクワクしてしまった。

絵の後には、その夢についての分析もあり。
ただ、この分析を誰がしているのかが不明なのよねー。
一週間だけ夢日記が書けるようになっているページがあって、そこの表紙に『自分で分析したくなったら鞭羊子という人の「夢の辞典」を参考にするように』ということが書いてあるので、もしかしたらこの人なのかもしれないけれど。

誰が夢分析しているのかがわからなかったので、読んでいても何だか腑に落ちなかった。ちょっとこじつけ?って思ってしまう解釈もあったし。
実際に夢を見た本人から分析へのコメントがあったら良いのになと思った。

大概の本にあるような、「目次」や「出版へのいきさつ」といったものがまったくないのでちょっと不思議だった。イラスト集、みたいな位置付けなのかな。

小岐須雅之さんの夢が、いかにもメッセージ色が強そうだったので心惹かれた。
あとは、やっぱり絵が上手だとこうやって見た夢を伝えられるからいいなあと思った。

2007/12/05 Wed | 本 > 趣味・実用 > 夢

22を超えてゆけ―宇宙図書館(アカシック・レコード)をめぐる大冒険


「夢の調査」に携わるマヤは、とある夢を見たのをキッカケに、それを解き明かすため宇宙図書館へとアクセスする。そして、太陽の国へを目指すことになるのだった…。

小説の体裁をとっているけれど、著者がこれを書いたきっかけが臨死体験や夢だったり、途中の注釈が詳細だったりするので、事実に即しているのかなあという印象。

興味深い内容で面白く読んだけれど、後半は何やら難しくなってきて『???』となったことも何度か。図解とかしてくれてはいるものの、やっぱり理解できなくて。
でも『こんな世界もあるのね』と羨ましく思った。
エドガーケイシーも利用してたんだよね?宇宙図書館(アカシックレコード)。行ってみたーい!

いま見たら、「太陽の国へ―22を超えてゆけ〈2〉」という続編も出ているらしい。ちょっと気になるけど、もっと難しそうな気がするなあ。

あ、あと、誤字脱字がすごかった。初版だから?

2007/06/06 Wed | 本 > 趣味・実用 > 夢

願望を実現する驚異の夢見術―夢をコントロールすればすべてが可能になる!


友人マアちゃんから借りて読んだ本。

大きく分けると、前半は夢で願望を実現した人々のエピソードや言い伝えなど、後半は夢をコントロールするための具体的な方法、という構成。

明晰夢(夢で夢と自覚する)を見るためのコツが興味深かった。「あなたを変える夢見術入門」が参考引用文献に入っているのでこれと重なる部分もあるのだけれど、著者自身の経験も織り交ぜられているので、改めて『やってみるぞ!』という気になった。

「全能夢」という言葉も出てきたけれど、これについては初めて聞いたなー。著者の考えた言葉なのかしら。
この本を書いた「川島陽二郎」という人、裏表紙によると日本サイ科学会の会員らしい。それって何?と思ったら、『日本最大の超常現象専門学会』らしい。んー、ちょっとあやしげ?

2007/05/12 Sat | 本 > 趣味・実用 > 夢

スピリチュアル夢百科―“たましい”を幸福に導く


夢にはとても興味があるので、ついついこういう本を買ってしまいます。

「江原啓之」という名前は、霊能力が高い人というので良く耳にしてました。本もいろんな種類が出ているし・・・。
ちょっと怪しげなのかな?と思いつつ読んだというのが正直なところ。

でも、案外良かったのです。「たましい」とかってレベルの説明もわかりやすかったし。 夢にも種類があるっていうのが興味深かった。芸能人との対談がいくつか載っていて、それも面白かった。最後に「夢のお守り札」っていう布が付録でついてたのが、少々怪しげと言えばそうなんだけど(笑)。

そして、2、3日前にスーパーテレビでこの人の特集のような番組を観たのだけど、すごく優しそうで感じが良い人でした。癒し系って雰囲気。
話し方とか話す内容を見ていたら、本に対する『怪しげ』っていうイメージもなくなっちゃった感じ。何か、ウソくさくないというか。思わず再読しちゃったよー(笑)。

2004/11/18 Thu | 本 > 趣味・実用 > 夢

夢について

夢について
吉本 ばなな

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夜、久しぶりに吉本ばななの『夢について』という本を読み返しました。
見開きの右側が夢についての文章で、左側は原マスミという人のイラストっていう作り。
この装丁も、何だかいい感じなのですよ。

このヒトの夢の見方って何だか素敵なんだよねえ。

前も思ったけどまた今回も同じように感じてしまった。
(成長してないのかな?私)
私もこんな風に素敵に夢の内容を覚えていられたらいいのに。
また夢日記をつけ始めようかなぁとか考えたりしてました。

そして出版社が幻冬舎なのを発見してちょっと嬉しかった。
最近何となく好きなの。幻冬舎。

2003/01/08 Wed | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな