感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

ベビーサイン―まだ話せない赤ちゃんと話す方法

ベビーサイン―まだ話せない赤ちゃんと話す方法

リンダ アクレドロ スーザン グッドウィン Linda P. Acredolo Susan W. Goodwyn たきざわ あき 小沢 エリサ・ヒライ
径書房
単行本

言葉を話し出す前から、赤ちゃんは本当にいろいろなことが理解できているのだそうです。
確かに、妹や友人のお子などを見ていると、こちらが言っている内容はわかっている様子。
しかし、赤ちゃんの言っていることは、「ん、ん」とか「あ〜」とか意味をなさない喃語ばかり。

ベビーサインとは、そういう時期にサインを使って上手くコミュニケーションを取っていこうというものです。

この本は本当に面白い!
赤ちゃんが言葉を習得していく過程ってものすごく興味があるんだけど、その辺りの説明もあって嬉しかった。

ベビーサインについての説明もわかりやすい。
教え方や使うコツ、サインのイラストなどもあり、実際にやってみようと思える内容。
強いて言えば、同じような説明が何度か繰り返されるのがちょっと不満だったかな。

我が子がもうちょっと大きくなったら、是非使ってみようと思います。

2006/04/09 Sun | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

娘。からママへ―石黒彩のLOVE2子育てレボリューション


元モーニング娘。石黒彩ちゃんの出産&育児日記です。
まず驚いたのは表紙の写真。
娘2人と一緒に写っているのだけど、コワイくらい真矢サンにそっくり!
思わずしみじみと見入ってしまったほど。

内容はちょっとした日記という感じ。
何をしたとか、娘の可愛さについてだとか書いてあることが多いので、特に『ほおほお』と参考に出来るようなことはナシ。
でも育児中、小さいことでも気になったり心配になったりしてるとこには共感できたな。
第二子を妊娠してからの長女の様子とかも興味深かったです。

あと、気になったのは星型とハート型のお麩。
おやつとか食べる時期になったら試してみたいなって思った。

買って読むほどではないかなあ。
でも軽く読めるし、この家庭ではこうなのか〜というのがわかるから、面白いといえば面白いです。

2006/04/07 Fri | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

私たちは繁殖しているピンク

私たちは繁殖しているピンク

内田 春菊
角川書店
2001/02
¥ 630
文庫

「イエロー」の続編。
同時に買ってたので続けて読みました。

産まれてちょっと経ってからのお話がメイン。
『こういう感じなのかあ』と思いながら読んでました。
いいなあ、私も絵が上手に描ければこんな風にあれこれ記録しておくのに。

流産や子宮外妊娠のことも描かれていたけど、息子がことばを覚えていく様子にページが多く割かれていたかなあ。
ことばについての部分はすごく興味深くって、自分が出産してしばらくしてからまた読み返したいなって思った。
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2006/04/06 Thu | 本 > コミック > マンガ > 内田春菊

贅沢なお産

贅沢なお産

桜沢 エリカ
飛鳥新社
単行本

桜沢エリカさんの、自宅出産体験記。
マンガは読んだことないんだけど、出産モノということで手に取った。
字がかなり大きくて、あっという間に読めちゃいました。
ところどころにある挿絵やちょっとしたマンガも楽しいです。

「育良クリニック」に「ホメオパシー」、「チャネラー」、「育児の百科」。
ばななさんの日記に出てきた単語がここにも・・・ということで共通点感じまくり。

自宅出産という選択肢は検討したことがなかったし、そもそも出産後に読んだので参考にするという感じではなかった。
だけど自宅での出産ってこういう風にやるんだというのがわかってすごく面白かったな。

信頼出来る助産婦さんを見つけ、リラックス出来る自宅での出産。
良いかもなあとは思うけれど、リスクを考えると怖い。
ハプニングで助産婦さんがすぐに来てくれなかったエピソードを読んで更に怖くなっちゃった。
だって私だったら、来てもらう前にもう産まれちゃってたよ!
せっかく良い助産婦さんを見つけても、当日に別の人だけだったらガッカリだと思う。
でも産む時の体勢はすごく羨ましかったな。

この本、2、3日前にドラマ化されていたけど、結局予告しか見なかった。
どんな感じだったんだろう。ちょっと気になる。

2006/04/06 Thu | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

赤ちゃんのいる日々―yoshimotobanana.com5

赤ちゃんのいる日々―yoshimotobanana.com5

よしもと ばなな
新潮社
文庫

ばななさんの日記、第五弾。
勢いづいてどんどん読んでます。
なぜこんなに引き込まれるんだろう。すごいや。
ぷぷっと笑っちゃう表現あり、真面目に考えさせられる文章あり。
そういうメリハリがいいのかなあ。

接客に対する目が厳しいところも好き。

育児に関してはやっぱり興味を持って読んでしまいます。
桶谷式もホメオパシーもこれで知ったよ。
タケモトピアノのCMも気になる!

ものすごく忙しそうな日々で大変そう。
でも子供を預けられる相手が近くに複数いるっていうのはちょっとウラヤマシイな。

2006/04/06 Thu | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな

私たちは繁殖しているイエロー

私たちは繁殖しているイエロー

内田 春菊
角川書店
文庫

10年近く前に友人から単行本を借りて読んだのが最初。
妊娠を機に文庫で購入しました。

再読とは言え、内容はほぼ完璧に忘れちゃってました。
新鮮に読めたし、やっぱり以前よりも楽しめたかも。

あちこちに「このマンガはフィクションだから真似しないように」とかって書いてあるものの、半分くらいはホントかな?って思うと興味深い。
ほえ〜と思うような豆知識も出てきて面白かったです。
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2006/04/04 Tue | 本 > コミック > マンガ > 内田春菊

こんにちわ!赤ちゃん―yoshimotobanana.com〈4〉

こんにちわ!赤ちゃん―yoshimotobanana.com〈4〉

よしもと ばなな
新潮社
文庫

日記第四弾。
文章の感じが好みなのでグングン読んじゃった。
食べた物やお友達との会話、どれも何だか楽しいのです。

この巻のばななさんは、ちょうど出産前後の時期。
なので興味深い部分がたくさんありました。
お子のマナチンコくんの様子とか、ばななさんの心身の変化とか。
トコチャンベルトやインファントマッサージ、育児の百科について書いてある箇所も気になったなあ。
出産の直前〜直後の辺りは、自分が『これ陣痛?』と思ったとき先に読んで参考にしたり。
というわけで、私にとっては「日記」という以上に価値ある本でした。

2006/04/04 Tue | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな

子供ができました―yoshimotobanana.com〈3〉

子供ができました―yoshimotobanana.com〈3〉

よしもと ばなな
新潮社
文庫

妊娠中に、タイトルに惹かれて購入。
よしもとばななさんの公式HPに掲載されている日記がまとめられた本です。
これは第三弾。

ずっと読まずにいたのだけれど、『これって陣痛?』と思った時に、第四弾(こんにちわ!赤ちゃん)を布団に持ち込んでパラパラと読んでみた。
結果、やっぱりこれは陣痛ではないなあと判断。役立った!!

3〜5までを買ってあったので、入院中に3の最初から読んでみたら、すごく好きな文章だったのです。
あっという間に引き込まれてしまった。

最初の2冊も欲しくなっちゃったな。

2006/03/31 Fri | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな

赤ちゃん語がわかる魔法の育児書

赤ちゃん語がわかる魔法の育児書

トレイシー ホッグ Tracy Hogg 岡田 美里
イースト・プレス
単行本

出産後、実家に帰って割とすぐに読んだ一冊。
アメリカのカリスマベビーシッターが書いたという本です。

前半は、「EASY」子育てと「SLOW」対応法というものについて説明してあります。
まだ何もわからない頃だったので、なるほどなるほどと思いながら読んだ覚えが。
実際の生活ではEASYがAESYになったりしてたけど、心構えとしてはとても役立ったと思う。

この方法を実践した何組もの夫婦の話が書いてあり、それらは具体例なのでわかりやすいけれど、それに割かれている割合が多いからちょっとだけまだるっこしかったな。

泣き方別の原因&対策表なんてのもあって、泣いたら急いで確認してみたりして。
でもぴったり当てはまるのはなくって、やはり実際に見て経験で判断していくしかないなと実感。

その他、母乳とミルクの話や、赤ちゃんの意思を大事にするやり方などの章もあったけれど、私には「EASY」と「SLOW」が一番興味深く読めました。

2006/03/27 Mon | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

やさしいお産・らくなお産―ラマーズ法決定版 いきまずに赤ちゃんが産める


古本屋さんで安かったから買ってみた。
平成5年発行なので、多少内容が古い部分もあるかも。

ざっと読み通したけれど、体操などはやらなかった。
呼吸法の練習は出産が近くなってから1、2度やっておいたけれど、不器用なのか、練習の時点ではまったく上手に出来なくて不安だった。

出産当日、やはり「ヒ、フー」や「ヒ、ヒ、フー」は上手く出来ずに過呼吸気味に。
私には、シンプルにただただ「フーー」が向いていたみたい。

出産の経過や呼吸法、体験談などがあって面白いけれど、ほとんどは病院で教えてもらえるような内容なのでわざわざ買わなくても良いかな。
この本で最も印象に残り最も役立ったのは、繰り返し書かれている『リラックスするのが一番大切』だという部分。
リラックスすれば痛みも和らぐらしい。
これを知っただけでも買った甲斐があったかも。

2006/02/23 Thu | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児