感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀

ハワード・ザ・ダック〜暗黒魔王の陰謀〜
リー・トンプソン ウィラード・ハイク

おすすめ平均
ハワード・ザ・ダックありきっっ!!
個人的には大好きな作品

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【★★★】
アヒルのハワードが主役。
最初はそんなに面白くないかもーと思って観てたんだけど、ハワードの表情がいいのよね〜。
楽しんで観られたよ。
ほのぼのしたまま自分の星に帰れるのかと思いきや、後半いきなり魔王が(笑)。
ホラーっぽくなったり、バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいなシーンがあったり、何だかいろいろ盛りだくさんって感じでした。
B級っぽくてなかなか好きです。

2004/08/16 Mon | 映画 > 洋画 > は行

オーシャンズ11

オーシャンズ11 特別版
ジョージ・クルーニー スティーブン・ソダーバーグ ブラッド・ピット ジュリア・ロバーツ

おすすめ平均
オーシャンズうるとらイレブン
豪華!!!
12の前に
フルコース料理のような満腹感
明日は上映日です

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【★★★】
キャスティングが豪華(らしい)。
私はブラピが出てる映画を初めて観たよー。
(でも実は「マルコヴィッチの穴」にも出てたらしい。覚えてないけど)
ストーリー的にも好きな感じなんだけど、その割には「面白ーい!」ってならなかったかなぁ。
中盤ちょっとわかりにくかったからかも?
というより11人っていうのが多すぎるのかなあ。
もっとハラハラ感があるといいなと思いました。
でも音楽が気持ちよかったよ。

2004/08/15 Sun | 映画 > 洋画 > あ行

ハード・ウェイ

ハード・ウェイ
マイケル・J・フォックス ジョン・バダム ジェームズ・ウッズ

おすすめ平均
マイケル最高

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【★★★★】
昨日の「ショウタイム」と設定が似てる〜(こっちのが先だけど)。
エディー・マーフィーの方がお調子者っぷりは上かも?
でも面白かった。
マイケル・J・フォックスの顔はやっぱり好きだなあ。

2004/08/15 Sun | 映画 > 洋画 > は行

ショウタイム

ショウタイム 特別版
ロバート・デ・ニーロ トム・デイ エディ・マーフィ レネ・ルッソ

おすすめ平均
時代変化とE・マーフィーの時代性喪失を感じた。
コメディ好きならGOOD !!
意外とイケる

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【★★★★】
面白かったよー。
ププッと笑いながら、でも時にドキドキしながら観てました。
こういうモヤモヤしないお話って好き。
あと、真面目な人が調子いい人に影響を受けたりするのを見るのも好きだなぁ。

2004/08/14 Sat | 映画 > 洋画 > さ行

メリーに首ったけ

メリーに首ったけ
B000657OFSキャメロン・ディアス ボビー・ファレリー ピーター・ファレリー ベン・スティラー

おすすめ平均
stars何度観ても笑える
starsやっぱり、メリーには何かがある!

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【★★★★】
キャメロン・ディアスが可愛かった。
最近は痩せすぎなのか少しシワっぽい印象を持っていたんだけど、やっぱり可愛い人なんだなあと思ったよ。
下ネタ満載の割には「下品よ!」って感じではなくて、楽しんで観られました。

2004/08/09 Mon | 映画 > 洋画 > ま行

花の下にて春死なむ

花の下にて春死なむ
北森 鴻

おすすめ平均
面白くて美味しい。
こんな店の常連になりたい
読んでて無性にビールが飲みたくなりました。
おふくろの味噌汁のようなミステリー
味のある連作短編集

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こういうタイプのお話は好き。
人も死ぬし謎も解くんだけど、あまり血生臭くないしドロドロもしていない。
最後には何となく切ない気持ちや温かい気持ちが残ります。
加納朋子と同じニオイを感じてちょっと嬉しくなりました。

6編の連作が収録されていますが、どの作品にも「香菜里屋」というお店が出てきます。
そこのマスターはとても優しくて丁寧な人で、そのうえ頭がすごくきれるんです。
カウンターの中でお客さんたちの話を聞いているだけなのに、頭の中では既に謎を解いてしまっていたり。
そういう設定も好みなんですが、出てくるお料理がまた美味しそうなのですよ。
マスターがその日に入った食材で一品作って出してくれる場面があって、それがいちいち美味しそうなの。
訳のわからない名前がついていたり知らないソース名だったりすれば想像力も大して働きませんが、ここに出てくるものは、わかりやすい説明で描かれているのですごくイメージが湧いちゃうんです。
あー食べたい(笑)。
頑張れば自分でも作れるかも?って思うようなのもあったので、いつかチャレンジしてみたいな。

度数の違うビールが4種類置いてあるというのも気になるんですよね。
このお店、実在してないのかな〜。絶対行きたい!

あ、そういえば、ところどころ少し読みにくい部分がありました。
セリフが続いて誰が言っているのかわかりにくかったり、表現がぴんと来なかったり。
最近あまり本を読んでなかったからかなー?

2004/08/02 Mon | 本 > 日本の小説・エッセイ > か行 > 北森鴻

妄想炸裂

妄想炸裂
三浦 しをん

おすすめ平均
祝「電車内で読んではいけない本」ペスト3入り
妄想はふくらむよ、どこまでも。世界の果てまで飛んでいけーっ(ぽよよーん)
本当に炸裂!

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本の裏に「爆笑エッセイ」と書いてあり、あちこちで聞くウワサでも相当に面白いと聞いていました。
Boiled Eggsで見初められてデビューしたとか、そんなような記事もダヴィンチで読んでいたので、かなり期待していたんですが・・・。

1ヶ所プッと吹き出しそうな箇所があったくらいで終わってしまいました。
爆笑はなかったなぁ。
妄想っぷりはたしかに炸裂なのだけど。。。
私が面白いと感じるツボとはちょっと違うのかもしれません。

4分の1ほど読んだ辺りでこれは私には合わないんだと気付き、途中からトイレでちまちまと読む本にしてしまいました。
ゴメンなさい*

2004/07/26 Mon | 本 > 日本の小説・エッセイ > ま行 > 三浦しをん

四日間の奇蹟

四日間の奇蹟
浅倉 卓弥

おすすめ平均
タイトルが間違ってない?
千織に惚れました
泣けなかったけど、いい話です。
泣きました;;;
ドキドキあっという間

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『このミステリーがすごい!』の第1回大賞金賞受賞作です。
”ある人気作家の作品(敢えて書きませんが)と設定が似ているけど良い”という前評判をあちこちで聞いていて、割と前から気になってました。

似た設定だということは気にせず読もうと思っていたのですが、読み始めてみるとやっぱり気になっちゃってました。
いつ出てくるのかというのが常に心にあるような感じで・・・。
真ん中辺りまでその設定が出て来なかったのでちょっと意外でした。

でも、面白かったです。
先に世に出ていた方の作品は、読後にかなり切ない余韻が残ったのですが、こちらは爽やかな感動を置いていってくれたという印象でした。
もちろん途中には、切ない要素も悲しい要素もツライ要素もあるんです。
それが、最後には素敵な状態で終わっている。
私は涙までは流れなかったんですが、読む人によっては泣けちゃうんじゃないかと思います。

確かに設定は似ていて、あの作品を読んだことのある人なら間違いなく連想してしまうだろうなあという感じは受けました。
あまり見かけない設定だから余計に。
でも、盗作だとかパクリだとかの悪印象はない。
それよりも、設定が同じでもまったく違う作品になるものなんだなあと逆に感心してしまいました。

2004/07/14 Wed | 本 > 日本の小説・エッセイ > あ行 > 浅倉卓弥

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ
片山 恭一

おすすめ平均
泣くためにある本ではなく、考えるためにある本
自己中心的でカン違いな恋を叫ぶ
驚愕の作品
つまんない
期待はずれ

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口調が不自然なのがどうも気になってしまいました。
最初に読んだ彼がそう言っていたから余計にかもしれないけれど。
特に女の子(アキ)の方。
いくら物語の時間設定が今より前(と言っても10年ちょっと)だからって、高校生の女の子が親しい人に「こういうの嫌だわ」とか「なぜかしら」とか「ええ」とかって話すかな?
学級委員をするくらいだから、『きちんとした子だよ』ってことなのでしょうか。
でも私だって学級委員やったことあるぞ。小学生の時だけど。

・・・とか文句を言いつつも、やっぱり泣きました。
(「秘密」ほどじゃないけど)
どうしても、大切な人がいなくなるという描写では『これが自分たちだったら』と当てはめて考えてしまうので。
今が一番シアワセだから失うのが怖いという気持ちもすごくわかるし。

後半のおじいちゃんの考え方が好き。
普段は「私よりも1日後で死んでね」と彼に言っているけれど、実際に私の方が先に死んでしまうとしたら、残った彼の気持ちを思うととても堪えられない。
いくら悲しくても、彼が悲しむくらいだったら自分が悲しい方がいいやって思う。
それが大切な人に対しての自然な気持ちなのかなーっと思いました。

この主人公だけじゃなく、みんな「世界の中心で」愛をさけんでるのだと思う。
他の人には興味のない死であっても、自分にはとても辛かったり悲しかったりする。
いつだって、自分にとっての世界の中心は大切な人と自分。
(”自己中心的”という悪い意味ではなく。)
世界の中心は自分の心の中にあるとも言えるし、自分がいるこの地が中心だとも言える。
勝手な解釈かもしれないけれど、読んでみてそんな風に感じました。

売れまくってるので気になって読んだわけなのですが、読みやすいから売れてるのかな?という印象を受けました。
大感動するほどではないというか。
朔太郎が大人になってからの描写が最後に少しあるんだけど、そこが妙にアッサリしてるように感じたなあ。あれだったらむしろなくて良かった場面だと思う。

余談ですが、中に「大木」という友人が出てきます。
私の知っている「大木」は「ビビる大木」しかいないので、どうもあの人をイメージしながら読んでしまいました(笑)。

それとこの本、「世界の中心で愛を叫んだけもの」という海外の小説にタイトルが酷似してるけど、何か影響を受けたのかな?

2004/06/30 Wed | 本 > 日本の小説・エッセイ > か行 > 片山恭一

ボーン・アイデンティティー

ボーン・アイデンティティー スペシャル・エディション
マット・デイモン ダグ・リーマン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー

おすすめ平均
地味ですが、面白いです!!!!
マットがきまってます!
地味ですが、面白いです!!!!!
地味ですが、面白いです!!!!
新しいヒーロー像を創造した

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【★★★★】
ボーンって骨かと思ってたら、人の名前でした(笑)。
撃たれて記憶をなくしたボーンが、命を狙われながらも自分が誰なのか探ろうとしていくストーリー展開。
ドキドキして観ていたよ。
途中ですごくビックリするシーンがありました。
彼と2人でビクッとなっちゃったもん。

最後は好きな終わり方だったので後味スッキリ。
どうやって見つけたの???と疑問は残ったけど。
あと、最後『マリーはきっと○○だったんだ』という推測をしたんだけど、彼は気付かなかったと言っていたから違うのかな?

2004/06/27 Sun | 映画 > 洋画 > は行