感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

贅沢なお産

贅沢なお産

桜沢 エリカ
飛鳥新社
単行本

桜沢エリカさんの、自宅出産体験記。
マンガは読んだことないんだけど、出産モノということで手に取った。
字がかなり大きくて、あっという間に読めちゃいました。
ところどころにある挿絵やちょっとしたマンガも楽しいです。

「育良クリニック」に「ホメオパシー」、「チャネラー」、「育児の百科」。
ばななさんの日記に出てきた単語がここにも・・・ということで共通点感じまくり。

自宅出産という選択肢は検討したことがなかったし、そもそも出産後に読んだので参考にするという感じではなかった。
だけど自宅での出産ってこういう風にやるんだというのがわかってすごく面白かったな。

信頼出来る助産婦さんを見つけ、リラックス出来る自宅での出産。
良いかもなあとは思うけれど、リスクを考えると怖い。
ハプニングで助産婦さんがすぐに来てくれなかったエピソードを読んで更に怖くなっちゃった。
だって私だったら、来てもらう前にもう産まれちゃってたよ!
せっかく良い助産婦さんを見つけても、当日に別の人だけだったらガッカリだと思う。
でも産む時の体勢はすごく羨ましかったな。

この本、2、3日前にドラマ化されていたけど、結局予告しか見なかった。
どんな感じだったんだろう。ちょっと気になる。

2006/04/06 Thu | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

赤ちゃんのいる日々―yoshimotobanana.com5

赤ちゃんのいる日々―yoshimotobanana.com5

よしもと ばなな
新潮社
文庫

ばななさんの日記、第五弾。
勢いづいてどんどん読んでます。
なぜこんなに引き込まれるんだろう。すごいや。
ぷぷっと笑っちゃう表現あり、真面目に考えさせられる文章あり。
そういうメリハリがいいのかなあ。

接客に対する目が厳しいところも好き。

育児に関してはやっぱり興味を持って読んでしまいます。
桶谷式もホメオパシーもこれで知ったよ。
タケモトピアノのCMも気になる!

ものすごく忙しそうな日々で大変そう。
でも子供を預けられる相手が近くに複数いるっていうのはちょっとウラヤマシイな。

2006/04/06 Thu | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな

私たちは繁殖しているイエロー

私たちは繁殖しているイエロー

内田 春菊
角川書店
文庫

10年近く前に友人から単行本を借りて読んだのが最初。
妊娠を機に文庫で購入しました。

再読とは言え、内容はほぼ完璧に忘れちゃってました。
新鮮に読めたし、やっぱり以前よりも楽しめたかも。

あちこちに「このマンガはフィクションだから真似しないように」とかって書いてあるものの、半分くらいはホントかな?って思うと興味深い。
ほえ〜と思うような豆知識も出てきて面白かったです。
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2006/04/04 Tue | 本 > コミック > マンガ > 内田春菊

こんにちわ!赤ちゃん―yoshimotobanana.com〈4〉

こんにちわ!赤ちゃん―yoshimotobanana.com〈4〉

よしもと ばなな
新潮社
文庫

日記第四弾。
文章の感じが好みなのでグングン読んじゃった。
食べた物やお友達との会話、どれも何だか楽しいのです。

この巻のばななさんは、ちょうど出産前後の時期。
なので興味深い部分がたくさんありました。
お子のマナチンコくんの様子とか、ばななさんの心身の変化とか。
トコチャンベルトやインファントマッサージ、育児の百科について書いてある箇所も気になったなあ。
出産の直前〜直後の辺りは、自分が『これ陣痛?』と思ったとき先に読んで参考にしたり。
というわけで、私にとっては「日記」という以上に価値ある本でした。

2006/04/04 Tue | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな

子供ができました―yoshimotobanana.com〈3〉

子供ができました―yoshimotobanana.com〈3〉

よしもと ばなな
新潮社
文庫

妊娠中に、タイトルに惹かれて購入。
よしもとばななさんの公式HPに掲載されている日記がまとめられた本です。
これは第三弾。

ずっと読まずにいたのだけれど、『これって陣痛?』と思った時に、第四弾(こんにちわ!赤ちゃん)を布団に持ち込んでパラパラと読んでみた。
結果、やっぱりこれは陣痛ではないなあと判断。役立った!!

3〜5までを買ってあったので、入院中に3の最初から読んでみたら、すごく好きな文章だったのです。
あっという間に引き込まれてしまった。

最初の2冊も欲しくなっちゃったな。

2006/03/31 Fri | 本 > 日本の小説・エッセイ > や行〜その他 > よしもとばなな

赤ちゃん語がわかる魔法の育児書

赤ちゃん語がわかる魔法の育児書

トレイシー ホッグ Tracy Hogg 岡田 美里
イースト・プレス
単行本

出産後、実家に帰って割とすぐに読んだ一冊。
アメリカのカリスマベビーシッターが書いたという本です。

前半は、「EASY」子育てと「SLOW」対応法というものについて説明してあります。
まだ何もわからない頃だったので、なるほどなるほどと思いながら読んだ覚えが。
実際の生活ではEASYがAESYになったりしてたけど、心構えとしてはとても役立ったと思う。

この方法を実践した何組もの夫婦の話が書いてあり、それらは具体例なのでわかりやすいけれど、それに割かれている割合が多いからちょっとだけまだるっこしかったな。

泣き方別の原因&対策表なんてのもあって、泣いたら急いで確認してみたりして。
でもぴったり当てはまるのはなくって、やはり実際に見て経験で判断していくしかないなと実感。

その他、母乳とミルクの話や、赤ちゃんの意思を大事にするやり方などの章もあったけれど、私には「EASY」と「SLOW」が一番興味深く読めました。

2006/03/27 Mon | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

やさしいお産・らくなお産―ラマーズ法決定版 いきまずに赤ちゃんが産める


古本屋さんで安かったから買ってみた。
平成5年発行なので、多少内容が古い部分もあるかも。

ざっと読み通したけれど、体操などはやらなかった。
呼吸法の練習は出産が近くなってから1、2度やっておいたけれど、不器用なのか、練習の時点ではまったく上手に出来なくて不安だった。

出産当日、やはり「ヒ、フー」や「ヒ、ヒ、フー」は上手く出来ずに過呼吸気味に。
私には、シンプルにただただ「フーー」が向いていたみたい。

出産の経過や呼吸法、体験談などがあって面白いけれど、ほとんどは病院で教えてもらえるような内容なのでわざわざ買わなくても良いかな。
この本で最も印象に残り最も役立ったのは、繰り返し書かれている『リラックスするのが一番大切』だという部分。
リラックスすれば痛みも和らぐらしい。
これを知っただけでも買った甲斐があったかも。

2006/02/23 Thu | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児

お母さんをえらぶ赤ちゃん 〜ママ、またボクを生んでくれる?〜

お母さんをえらぶ赤ちゃん 〜ママ、またボクを生んでくれる?〜

ジョナサン・ケイナー 竹内 克明
説話社
単行本

3〜4歳くらいまでの子にオナカの中にいた時のことを聞くと、ちゃんと覚えていて話してくれるというのは聞いたことがあったんです。
でもこの本のテーマは、それよりも前。
オナカに入る前のことを覚えているんだって!!

実際に手に取るまでは『絵本みたいなものかな?』と想像していたのだけれど、そうではなくて掲示板の投稿から抜粋してある模様。
だから子どもから聞いたことをそのままのセリフで書いてあるの。すごく興味深かった。

読み終えた今、『スゴーイ!!』という気持ちと『本当に??』という気持ちが入り混じってます。
でも、子どもの作り話だ、想像だと片付けてしまうには共通している部分が多い。
やっぱり本当なのかなー?

出産予定の人にも出産後の人にも出産できなかった人にも響くところがあるんじゃないかと思える内容でした。
けっこう霊的な話もあるもんで我が家のダーリンは怖がってましたが(笑)。

でもオススメですよ〜。
私もお子が大きくなったらきっと聞いてみようって思いました。

2005/12/22 Thu | 本 > 趣味・実用 > 妊娠・出産・育児