感想文

本とか映画とかゲームとか。ネタバレはしないようにしています。

天使のみつけかた

天使のみつけかた
おーなり 由子

おすすめ平均
ほんわか
ふんわり暖かい気持ち。
絵本のようです
心がまあるくなるみたい
大切な人にあげよう

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これは、まあちゃんにオススメしてもらって読んだ本。
こんなところに天使がいるよ、こんな時には天使がいるよってことがかわいらしいイラストと一緒に書いてある本。

読んでてすっごくあったかいキモチになったよ。
ちょっとジ〜ンときちゃうとこもあったし。
日々のちょっとしたできごととか感じたこととか、あちこちに天使はいるんだなって素直に思える本だった。

ちょうど読んでるときにふと窓から外を見たら太陽の光がやさしく入ってきてて、『これがぬくぬく天使かー』なんて思ったよ。

そのあとも『あ、ここにも天使いるかもな〜』って思ったり、久しぶりにそういう『見えないもの』を感じたり、ちょっとしたシアワセに改めて思いを馳せたりできた気がするんだ。
イイ本おしえてくれてありがとー、まあちゃん!

↓まあちゃんが私に言ってくれた、非常にくすぐったいオコトバ↓
『ともちは、なんかみんなを楽しくさせたりシアワセにさせてくれる天使っぽい。
しかもマイペースで自分も楽しんでる天使って感じ。』
そんなふうに思ってもらえるのってやっぱりすごくウレシイ。
自分のこと大すきで、自分がシアワセで、みんなもシアワセなんだったら無敵だよなぁ。ステキだなあ。

2000/01/23 Sun | 本 > 日本の小説・エッセイ > あ行 > おーなり由子

ひとめあなたに・・・

ひとめあなたに…
新井 素子

おすすめ平均
チャイニーズスープ
切ない話です
未だに読み返します
おもしろい!
こんな物語を書く人がいたんだ

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地球最後の1週間のお話です。
1週間後には地球が滅亡ってことがわかったらどうするか?

主人公の圭子が彼のところまで、けっこうな距離を歩いて会いに行く。
その道中で、いろんな女の人たちに出会うんだ。
みんな一見普通でも、どこか狂ってしまっていて。

その都度、圭子はいろんなことを考える。
その狂った様子が怖いような気もするし、わかるような気もする。

私だったらどうするかな?
これを読んだ頃は、ここまでして会いに行ける彼が欲しいなって思ってた。
今、地球が滅亡するってわかったら絶対ダーリンに会いに行くと思うけど、彼の方も私に会いに来てくれてすれ違ってしまうような気もするぞ・・・。

もう10年くらい前に読んだけどかなりインパクトあったよ。
新井素子の独特の文体、怒涛の句読点攻撃が気になるかもしれないけど、内容はとても好きなのでオススメします。

1990/01/01 Mon | 本 > 日本の小説・エッセイ > あ行 > 新井素子